レスター岡崎との“黄金コンビ再結成”が復調のカギ 英メディアはヴァーディに「序盤戦の敗北者」の烙印

ラニエリ監督は岡崎の先発復帰に踏み切るか

 攻守に労を惜しまない岡崎の自己犠牲はチームに欠かせないと指摘している。岡崎の起用を控える一方、今季スポルティングから3000万ユーロ(約34億円)で補強した目玉となったスリマニを重用するラニエリ監督の人選が影響し、遅咲きのゴールゲッターはすっかり輝きを失い、“序盤戦の敗北者”と烙印を押されている。

 特集ではレスター残留というヴァーディの決断もチクリと批判した。

 「ヴァーディは長々と後悔するような人間ではないと思うかもしれないが、ハリウッド映画のような完璧なエンディングの後、レスターのおとぎ話に終止符を打たなかったことを再び振り返るするかもしれない。現在の不毛なフォームの間、青々と茂る芝生をフェンス越しに覗き見ないようにするのは難しい」とバッサリ切り捨てた。

 6連勝でリーグ首位タイのアーセナルは、チリ代表MFアレクシス・サンチェスを1トップに転向させるアーセン・ベンゲル監督の采配が功を奏している。エースのヴァーディを再び輝かすために、ラニエリ監督は岡崎の先発復帰に踏み切るのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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