チェルシー、名将モウリーニョ復帰説が浮上 3度目就任の可能性を英指摘「今後の数か月…」

ローマを率いるポルトガル人のジョゼ・モウリーニョ監督【写真:ロイター】
ローマを率いるポルトガル人のジョゼ・モウリーニョ監督【写真:ロイター】

ローマの来季CL出場権獲得を逃した場合、古巣指揮官へ復帰も考慮か

 イタリア1部ASローマを率いるポルトガル人のジョゼ・モウリーニョ監督は、来シーズンに古巣のイングランド1部チェルシーへ3度目となる監督就任を希望しているようだ。英紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。

 モウリーニョ監督は、ローマが来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得できなかった場合、チェルシーに戻ることを考慮するという。グレアム・ポッター監督の下で低迷しているチェルシーは、モウリーニョ監督に3度目の監督就任を打診する可能性があるようだ。

 過去2度のチェルシー監督時代、モウリーニョ監督はプレミアリーグを3度優勝し、3度のリーグカップ、FAカップを獲得した。その後、マンチェスター・ユナイテッドとトッテナムを率いたのち、現在はローマで采配を振るうなか、今シーズンは上位4位以内に入ることがローマに残るためのカギになるという。

 ローマはここまで21試合で12勝をマークし、リーグ戦で3位に付けている。その一方で、モウリーニョ監督は十分な補強を施さないクラブへ不満を抱いているようで来シーズン、イングランド復帰を希望しているという。

 妻と子供たちは、今もロンドン暮らしを続けており、モウリーニョ監督は、ほかのどの国よりもプレミアリーグでの仕事を楽しんでいたようだ。ローマとの契約は残り1年で、記事では「チェルシーは今後数か月、ピッチ上で改善が見られなければ、かつて雇った監督を再雇用する動きを見せるかもしれない」と伝えられている。

 ロマン・アブラモビッチ前オーナーが、最初に雇った監督でもあるモウリーニョ監督。3度目のチェルシー監督就任は、実現するだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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