ドルトムントMF、独カップ戦の“一風変わった”50m弾が話題 「防げそうな気がする」

ドルトムントのMFエムレ・ジャン【写真:Getty Images】
ドルトムントのMFエムレ・ジャン【写真:Getty Images】

ボーフム戦でMFエムレ・ジャンが決めた先制ゴールに現地熱視線

 ドイツの国内カップ戦DFBポカールは現地時間2月8日に16強の試合が行われ、ボルシア・ドルトムントはボーフムに2-1で勝利した。その試合の先制ゴールになったドルトムントのMFエムレ・ジャンによる“50メートル弾”が話題になっている。

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 両者無得点で迎えた前半アディショナルタイム、ドルトムントは相手最終ラインの背後にボールを供給したがスペースをカバーしたGKマヌエル・リーマンにカットされた。リーマンはセンターサークル付近へ向けてボールをクリアしたが、これをカットしたジャンがハーフウェーラインをわずかに越えたあたりから強引にシュートを放った。

 そのボールは足を伸ばしたボーフムの守備陣をわずかにすり抜け、バウンドしてゴール方向に。転々とするボールを必死に追いかけたリーマンのダイビングも及ばずゴールの中へ転がり込んだ。

 50メートル級のロングシュートというワードから連想される鮮やかさやパワフルさとは一風変わったゴールに、ドイツメディア「リガ・ポータル」では「ジャンが特にキレもないボールを蹴り出す。一瞬、リーマンがまだ防げそうな気がする。しかし、彼は一歩遅かった。まさにドタバタゴール」とレポートした。

 ボーフムでは日本代表FW浅野拓磨がフル出場したゲームだったが、後半にPKで追い付かれたドルトムントは同25分にMFマルコ・ロイスの決勝ゴールで8強入り。スキを見逃さなかったジャンのトライが実る形になった。

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