田中碧が「ビッグチャンスを逃す」 ゴール前5メートルのクロスバー越えのシュートに海外注目
ニュルンベルク戦で延長1-1の末PK戦で敗れる
ドイツ2部デュッセルドルフは現地時間2月8日、DFBポカール(ドイツカップ戦)ラウンド16で同国1部ニュルンベルクと対戦し、1-1で延長戦の末にペナルティーキック(PK)戦に突入。PKスコア3-5で惜敗となったこの試合で、フル出場した日本代表MF田中碧がゴール前のビッグチャンスを逃したシーンが海外でも話題に取り上げられている。
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前半33分に先制したデュッセルドルフ。白熱した試合で終盤までリードを維持するも、後半アディショナルタイムに追い付かれ延長戦に突入。120分でも決着がつかずPK戦に突入したが、トータルスコア1-1(PK:4-6)で敗退となった。
この試合で精力的にチームの攻守を牽引した田中。後半10分には右サイドへの大きな展開からチームがチャンスを迎えると、抜けてきたクロスボールをペナルティーエリア中央で相手を背負いながら田中がシュートを放つ。GKも反応できていなかったが、ワントラップからのシュートは枠を捉えることができず、クロスバーの上を越えていった。
ドイツで放送されているテレビ番組「Sportschau」でもこのシーンは取り上げられ「田中がビッグチャンスを逃す」と紹介。「ワールドカップ出場の田中碧が5メートルの距離からゴール上にボールを放った」とゴールまで後1歩と迫った場面を伝えている。
惜しくもチームを救う得点には至らず、終盤の失点で追い付かれPK戦でカップ戦を敗退したデュッセルドルフ。田中は悔しさを胸に、リーグ戦でのさらなる活躍を求めていくはずだ。
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