大型補強も低迷のチェルシー、昨夏獲得のオーバメヤン放出へ アメリカ行きの可能性を海外指摘
今冬の移籍市場でフェリックス、ムドリク、フェルナンデスらを獲得
イングランド1部チェルシーは、昨夏の移籍市場で獲得したガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンを放出するようだ。フランスメディア「Le10sport」が報じている。
夏の移籍市場でスペイン1部バルセロナからチェルシーに加入したオーバメヤンだが、期待されていた得点力を示すことはできずに、チームもプレミアリーグで9位と低迷している。
冬の移籍市場でポルトガル代表FWジョアン・フェリックス、ウクライナ代表ミハイロ・ムドリク、アルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデスを獲得したチェルシーは、3選手をUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の決勝トーナメントのメンバーに登録。これを受けて、グループステージの6試合で先発出場していたオーバメヤンは、登録メンバー外となった。
チェルシーは、フェリックス、ムドリクら、攻撃的な選手を5人、冬の移籍市場で獲得。このため、オーバメヤンの出場機会は限定的になることが予想されていた。そうしたなかで、チェルシーはアメリカのメジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルスFCにオーバメヤンをレンタル移籍することで合意に近づいているという。
これにより、チェルシーは年俸900万ユーロ(約12億7000万円)の給料の半分を節約できると見られている。また、「Le10sport」は、モロッコ代表FWハキム・ツィエクもUAE(アラブ首長国連邦)のクラブへの放出に近づいていると報じており、シーズン後半戦のチェルシーの攻撃陣はシーズン序盤とは異なる顔ぶれになるようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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