レアルMF巡り“マドリードダービー”勃発か アトレティコが獲得オファーと現地報道
レアルと契約満了のセバージョスにアトレティコが触手か
スペイン1部レアル・マドリードは今シーズン、ラ・リーガでは2位に付けるも過密日程やそれによる負傷者の続出に悩まされている。そんななかで出場機会を増やし、チームを支えているのがスペイン人MFダニ・セバージョスだ。契約が今季いっぱいで満了するため去就が注目されているなか、国内のライバルクラブへ移籍する可能性が浮上しているという。スペイン紙「マルカ」が報じた。
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2017年にスペイン1部レアル・べティスからレアルへと加入したセバージョス。厚い中盤の選手層に阻まれ一時はイングランド1部アーセナルで経験を積んで帰還するも、出場機会を伸ばせない時間が長く続いた。ところが、昨シーズン終盤あたりから徐々に出場時間を伸ばすと、今季はここまでラ・リーガ13試合に出場。負傷者が続出する苦しい台所事情にあって、重宝される存在になっている。
そんなセバージョスは今季いっぱいでレアルとの契約が満了に。クラブ首脳陣から高く評価されていることから契約延長交渉が順調に進むと見られてきたが、「マルカ」紙は交渉がまとまらないセバージョスに対し同じ町のライバルであるアトレティコ・マドリードが「オファーを送った」と報道。これまでにイタリア1部ACミランもセバージョスにアプローチを図ったそうだが、アトレティコからの接触となるとレアルの心中も穏やかではないかもしれない。
一方で記事によると、セバージョスは契約延長に関して時間をかけて解決したい考えとのこと。レアル残留が優先事項だとされているなか、現在26歳と将来性のあるセバージョスを巡って“マドリードダービー”が勃発するか、今後の動向が注目される。
(FOOTBALL ZONE編集部)