ブライトン監督、三笘のシーズン10点の“ノルマ”を上方修正 「ゴールの目標を引き上げる必要がある」
デ・ゼルビ監督は三笘とマーチのさらなる活躍に期待
イングランド1部ブライトンを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督が進境著しい日本代表MF三笘薫について、以前に口にした二桁得点の目標をさらに引き上げる必要があると語った。英メディア「The Argus」が報じている。
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三笘は現在公式戦20試合で7得点2アシストを記録。MFソリー・マーチとの両翼は、デ・ゼルビ監督のチームにおいて攻撃の鍵を握る重要な存在となっている。
デ・ゼルビ監督は絶好調の三笘に対し、1月29日に行われたFAカップ4回戦リバプール戦(3-0)でゴール(今季6得点)を決めたあとに、10得点をシーズンの目標として課していた。そうしたなかで、三笘は続く2月4日のプレミアリーグ第22節ボーンマス戦(1-0)でも決勝ゴールをマーク。公式戦3試合連発とその勢いはとどまるところを知らない。想定を超えるペースで得点を量産する25歳に、指揮官も考えを改めることになったようだ。
「彼(三笘)は今何点だ? 7点? ゴールの目標を引き上げる必要があるね。我々には三笘やマーチのゴールが必要だ。もちろん(デニズ・)ウンダフや(ダニー・)ウェルベックのゴールも必要だ。2人も(ボーンマス戦で)いいゲームをした。ゴールはなかったが、私は気に入っているよ」
三笘にさらなる得点に期待を寄せたデ・ゼルビ監督。イタリア人指揮官は試合中にも三笘と頻繁にコミュニケーションを取っていることも明かした。
「彼はいつも私の近くにいる。彼に指示を与えるのは非常に重要なことなんだ。私はプレーしているわけじゃないから(指示を出すのは)より簡単なことだ」
左サイドから相手の守備を切り裂くドリブルと正確なシュートでブライトンの攻撃を牽引している三笘。監督から直に受けているという試合中の指示も好調の要因の1つとなっているのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)