「本当の強さが出てこない」 松井大輔&闘莉王氏が議論、2026年W杯ベスト8達成へ最重要課題に挙げたのは?

闘莉王氏と松井大輔が2026年の日本代表について議論【写真:ロイター】
闘莉王氏と松井大輔が2026年の日本代表について議論【写真:ロイター】

松井大輔の公式YouTubeチャンネルで森保ジャパンについて議論

 J3のY.S.C.C.横浜(YS横浜)に所属する元日本代表MF松井大輔が、公式YouTubeチャンネルを更新。2010年の南アフリカ・ワールドカップ(W杯)で共闘した元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏とのコラボ企画で、続投が決まった森保一監督率いる日本代表について議論している。

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 森保ジャパンは、昨年カタールで開催されたW杯でアジア勢初となる2大会連続でのベスト16を達成。グループリーグでW杯優勝経験国のドイツ代表とスペイン代表を破る戦いぶりは世界から称賛された一方で、悲願のW杯ベスト8には一歩手が届かなかった。

 森保監督の続投が決まり、2026年にカナダ・メキシコ・アメリカの3か国で共同開催されるW杯に向けて再始動するなかで、松井と闘莉王氏が公式YouTubeチャンネルで「次回のW杯でベスト8になるために」をテーマに議論をかわした。

 闘莉王氏は「最初に考えなきゃいけないのは」と前置きしたうえで、海外組だからって招集するのはやめてほしい。クオリティーの高い選手、調子のいい選手を連れて行く」と、カタールW杯で26人中19人を占めた海外組中心の選考について指摘した。

 さらに、闘莉王氏が「これはずっと苦労してるんだけど、FWとGKを育てないといけない。これをしない限り、日本代表の本当の強さが出てこない」と語ると、松井も「FWとGKは問題だよね」と同調。「(湘南ベルマーレFW)町野(修斗)とか面白いよ」という闘莉王氏のコメントを受け、「(W杯グループリーグ第2戦の)コスタリカ戦、なんで使ってくれなかったのかな?」と発言すると、闘莉王氏が笑顔で「森保さん、松井の話を聞いてるかな?」と切り込むなど、旧知の2人ならではの議論が展開されている。

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