三笘の売却「48億でも断るのは難しい」 元英代表が去就へ見解「チェルシーはオファーを出す」

イングランド代表OBが三笘薫の去就に見解【写真:ロイター】
イングランド代表OBが三笘薫の去就に見解【写真:ロイター】

元イングランド代表FWコリモア氏、三笘のビッグクラブ入りの可能性に注目

 イングランド1部ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫は、2月4日のボーンマス戦で得点を決め直近の公式戦3戦連発と波に乗っている。日本代表DF冨安健洋を擁するアーセナルなどのビッグクラブが関心を示しているとされるなか、英メディア「Caught Offsaide」のコラムで元イングランド代表FWスタン・コリモア氏は、「三笘薫は夏のバーゲン選手になり得る」と見解を綴っている。

 コリモア氏は、ブライトンがJ1川崎フロンターレから300万ポンド(約4億8000万円)という格安の移籍金で獲得したことについて、「日本のサッカー界では代理人が、さらなる可能性があり、次に高く売れると考える選手たちは短期間の契約を結ぶ。そしてプレミアリーグなどで活躍して、価値を高めて再び売却する時に多くの手数料を得ようとする」と指摘した。

 そして、三笘については、「彼はとても良くチームに溶け込み、レアンドロ・トロサールの代わりを務めている。彼の能力は、誰もが見るに値するし、シーズンの終わりにビッグクラブがオファーを出さなければ、私は驚くだろう」と、夏のステップアップ移籍を予想した。

「彼が巨額の金額を要求することはないだろう。ブライトンとの契約は2年間残っているが、彼の獲得にはほとんどかかっていない。ビジネスの視点でも、3000万ポンド(約48億円)のオファーを受けても、わずか12か月間で、投資に対して500%のリターンとなり、ブライトンにとっては断るのが難しいだろう。そしてチェルシーの新オーナーなどは、こうしたオファーを出すために舌なめずりをしているはずだ」

 市場価格も急上昇中の三笘だが、夏に移籍が実現することになれば、ブライトンにどれだけの移籍金を残していくかも大きな注目となりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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