三笘薫の技巧ドリブルは「魔法かけてる」 一瞬で“DF無力化プレー”に英脱帽「評論家が唖然」
ボーンマス戦のドリブル突破シーンに現地メディア脚光
イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、プレミアリーグ第22節のボーンマス戦で決勝ヘッドをマークし、1-0勝利に貢献。勝負強さに加え、高技術によるドリブル突破にも注目が集まるなか、相手DFを無力化した巧みなドリブル突破シーンに「評論家が驚いた」と現地メディアが熱視線を送っている。
三笘はボーンマス戦の後半42分、味方のクロスを頭で合わせ決勝ゴールをマーク。先月29日のFAカップ4回戦リバプール戦(2-1)に続き、試合終盤で殊勲の活躍を果たした。これで直近の公式戦7戦5発と勢いはとどまらず、イングランドの強豪アーセナルが獲得に興味を示しているとの報道まで飛び出している。
ボーンマス戦では決勝ゴール以外にも、卓越したドリブル突破で存在感を発揮。とりわけ注目を集めたのが、前半35分のシーンだ。ブライトンが敵陣へ攻め込んだなか、左サイドに流れたボールをエリア内で受けた三笘。すると、対峙したDFアダム・スミスを鋭い切り返しでかわし、中央へクロスを送った。
チャンスには結び付かなかったものの、三笘の切り返しに翻弄されたスミスはその場で両膝を地面に着けてしまい、ついには両手で掴みかかろうとする仕草まで見せた。そんななか、英メディア「HITC」は「三笘薫のドリブルを見たスカイ・スポーツの評論家が驚いた」との見出しで、圧巻技に注目している。
記事によると、英衛星放送「スカイ・スポーツ」のクリス・ボイド氏が、このシーンに対し「三笘の足は信じられない」と発言。右足1つでマッチアップした相手DFの体勢を崩したテクニックにより「評論家が唖然とした」と指摘され、「日本代表選手は、楽しそうにディフェンダーを追い越して踊り、重要な場面で魔法をかけている。見ていて本当に信じられない」と、驚きを持って伝えられていた。