本田が蚊帳の外に置かれる一方でミランは躍進 皮肉な状況に直面する10番は来年1月に放出も
チャンスを与えられた同僚は結果を残す
本田とは異なり、チャンスを与えられた同僚は結果を出している。「ロカテッリはいいパフォーマンスだった。もっと内気さをなくす必要がある。彼のプレー全てに知性が溢れていた。チームに価値のある資産だ」と若き司令塔を指揮官は絶賛した。
また、初先発のラパドゥーラも称賛の対象になっており、監督は「ジャンルカ・ラパドゥーラは大きな熱量とハングリーさを見せてプレーした。前半は彼をサポートできなかったが、最終的には全てを出し尽くしてチームメートを助けていた。すごくハッピーだ」と評している。
ミランでベンチを温め、日本代表戦で試合勘を取り戻すという奇妙なサイクルを過ごしている本田は、今季限りで契約満了となる。マーケティング面での貢献を評価される10番は、来年1月の移籍市場で放出の可能性も浮上している。ミランの復活劇にピッチ上で貢献できるだろうか。
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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images