英メディアが「レスター失速の戦犯4人」を選出 “岡崎不在”の影響でヴァーディの名も…

4位はエースFW「相手が対応策を見出した」

 不名誉な2位は守護神のデンマーク代表キャスパー・シュマイケルが選出されている。負傷の影響で欠場を余儀なくされた影響もあり、昨季と様子が違うという。「彼の細部に対する警戒が低下している。昨季、彼の父親のようなイメージで、彼はもっと発言し、周囲に要求していた」と指摘。特集では、父親でマンチェスター・ユナイテッドの伝説の守護神、ピーター・シュマイケル氏のような存在感、コーチングが今季は見られないと分析している。

 3位は元ドイツ代表DFロベルト・フート。昨季はモーガンの相棒として、優れたカバーリング能力を発揮したが、今季はモーガンとの意思疎通や連係がいまひとつ。「フートのポジショニングのセンスが疑いになりつつある」と批判されている。

 4位には守備陣以外からの選出となった。イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディが選出されている。「イングランド代表のストライカーは昨季、抵抗不可能だった。36試合24ゴールで枠内シュートの成功率は25.8%だった」と言及されている。

 今季はリーグ戦8試合で2得点に止まっており、ヴァーディが鳴りを潜めている理由を二つ挙げる。「対戦チームが、脅威となる彼のスペースを抑え、対応策を見出したこと。もしくはヴァーディと相棒を昨年のレベル以上に警戒し、ヴァーディに対するパスの供給を遮断している」と分析。カウンター時に猛烈なスピードで抜け出し、ゴールを決めてきたヴァーディへの対応を各チームが綿密に練っているとしている。

「いかなる理由でも、彼は昨季より効果的でなくなっている。イスラム・スリマニの加入でレスターは対戦チームを恐怖させる能力を補強したが、フォクシーズはヴァーディのゴールがなくなり、狡猾さを失ったかのように見える」

 

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