FA杯リバプール戦の三笘のショート動画が245万回再生を記録

　イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、公式戦2試合連続で決勝ゴールをマークし大きな反響を受けている。クラブ公式YouTubeチャンネルが上げた三笘の“あるショート動画（最大60秒まで投稿できる機能）”の再生数がここにきて大きく伸びているようだ。

　脚光を集めているのは、現地時間1月29日のFAカップ（杯）リバプール戦（2-1）で決めた劇的ゴールに関する映像だ。2つのシーンが1本の動画に収録されており、最初の映像は左サイドで仕掛けた三笘とカバーに入ったリバプールDFイブラヒマ・コナテのマッチアップ。少しタッチが大きくなったボールにコナテが対応した場面だが、身体を入れる際に三笘の顔面へパンチのような形で左手を伸ばしており、直後顔を抑える三笘の姿もあった。

　このシーンに続いて、三笘の歓喜の決勝ゴールの瞬間が収められている。後半アディショナルタイム、フリーキックの場面でDFペルビス・エストゥピニャンからのパスを受けると、空中でボールを浮かせ右足でフェイントを入れる高技術を披露。そのまま右足でネットを揺らした。

　クラブ公式は「Don’t annoy kaoru！（カオルを怒らせるな！）」といった文言で動画を紹介。このショート動画は現在245万回再生を記録し、クラブ公式のショート動画でトップの再生数を誇っている。

　“顔面パンチ”被害に、ゴールという結果で返した一連の流れにファンも「ゴラッソでお返しは凄すぎる」「マジでかっこいい」「借りをゴールで返した三笘」「冷静なカオル」「この日本人選手はいつもフェアプレーだ」と反応。鬱憤を晴らした一撃に、再度脚光が集まっていた。