三笘の市場価値は55億円以上!? ブライトンで急成長、日本人MFの“価格高騰”を海外専門家が指摘
移籍専門家ロマーノ氏「まだ交渉を始める段階ではない」と言及も金額の高騰を指摘
イングランド1部ブライトンの日本代表FW三笘薫は、現地時間2月4日のプレミアリーグ第22節ボーンマス戦(1−0)で決勝ゴールを決めてチームの勝利に貢献した。公式戦3試合連続ゴールと絶好調の25歳は急速な勢いで市場価値を高めているようだ。
今季の三笘は公式戦20試合に出場し、7得点2アシストを記録。プレミアリーでは出場した直近7試合で5得点を決めている。得意のドリブルはもちろん、ここのところは決定力にも磨きをかけている。ボーンマス戦では自ら「得意じゃない」と語るヘディングで値千金の決勝点を挙げた。
そんな三笘は近年ビッグクラブへ移籍する選手を輩出し続けるブライトンが発掘した新たな逸材として注目を集めている。すでにアーセナルの獲得候補として名前が挙がっているほどだ。
英メディア「Caughtoffside」で、移籍情報のスペシャリストとして知られるイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が三笘について言及。現時点で具体的な移籍の話はないものの、すでに市場価格は高騰していると日本代表FWの飛躍について明かしている。
「三笘薫のプライオリティーはブライトンに集中することであり、まだ大きな移籍を考えていないことをトップクラブは知っていると思う。彼の価値はすでに3500万ポンド(約55億円)以上であることは間違いないが、まだ交渉を始める段階ではないだろう」
2021年に川崎フロンターレからブライトンへ移籍した当時の移籍金は260万ポンド(約4億円)程度だと伝えられている。ベルギーでの武者修行を経て、ブライトンでブレークしたことでその価値はすでに10倍以上跳ね上がっている模様だ。