香川真司がこのタイミングで復帰した理由 C大阪約12年ぶり帰還「2022年W杯までヨーロッパでやると決めていた」
森島社長も同席、背番号は「8」に決定
約12年半ぶりにJリーグの舞台に帰って来た。ベルギー1部シント=トロイデンからJ1セレッソ大阪に復帰した元日本代表MF香川真司が、2月5日に「YANMAR TOKYO(ヤンマー東京)」で行われた加入記者会見の場に登壇。C大阪への復帰を決めた理由を明かした。
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香川は2006年にC大阪でプロキャリアをスタート。2009年にはJ2得点王(27ゴール)に輝くなど主力選手となり、10年夏にドイツ1部ボルシア・ドルトムントへ。ユルゲン・クロップ監督(現リバプール監督)の下で世界的評価を高めると、12年夏にイングランド1部マンチェスター・ユナイテッドに移籍。14-15シーズンにドルトムントへ復帰したのち、トルコ1部ベシクタシュ、スペイン2部レアル・サラゴサ、ギリシャ1部PAOK、ベルギー1部シント=トロイデンと渡り歩いた。
2023年2月1日に完全移籍でのC大阪復帰が決まったなか、5日に開いた加入記者会見で背番号は「8」に決定。このタイミングで復帰を決めた理由について香川は「2022年のW杯が終わり、自分の中ではそこまでヨーロッパでやると決めていた」と自身のなかで期限を決めていたようだ。
「その後は自分がどう感じるかを大事にしていた。その先はあまり考えていなくて、そのタイミングで手術をしてリハビリもしながら先のことを考える時間があった。そのなかで、色々と考えたなかでこのタイミングがベストと決断した」
手術もあり、前所属のシント=トロイデンでも出番は限られていた。そうしたなかで、日本でのさらなる躍進を誓って帰ってきたと話す。期待も高まる元日本代表MFは、長年戦ってきた海外経験をJリーグにどう還元してくれるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)