プレミア初対戦でも相性の良さを見せる

■チェルシー 1−3 リバプール

（15年10月31日／プレミアリーグ第11節／スタンフォードブリッジ）

　モウリーニョ監督がチェルシー、クロップ監督がリバプールへと活躍の場を移してからの初対戦となった。この時点ですでに5敗を喫していた絶不調のモウ・チェルシーと、ブレンダン・ロジャース前監督解任を受けて、シーズン途中に就任したクロップ監督がリバプールでの初勝利を懸けて臨んだ一戦。チェルシーはMFラミレス（江蘇蘇寧）のゴールで先制したものの、ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョの2得点で逆転したリバプールが3−1で勝利を収めた。クロップ監督は就任後初の白星を手にし、イングランドでもポルトガル人指揮官との相性の良さを見せつけた。

　昨季の後半戦では、モウリーニョ監督が解任されていたため対戦が実現しなかった。好調で優勝候補の一角との予想も出始めているリバプールと、主将FWウェイン・ルーニーが不振でスタメン落ちとなるなど苦戦が続くユナイテッドという対照的なチーム状態のなか、およそ1年ぶりとなる名将対決はどのような試合展開となるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images