ポルトガル移籍の韓国代表DF、キム・ミンジェの「日本がうらやましい」発言にも言及「話を聞いてすごく悩んだ」

ポルティモネンセへ移籍をしたDFパク・ジス【写真:Getty Images】
ポルティモネンセへ移籍をしたDFパク・ジス【写真:Getty Images】

ポルティモネンセと1年半契約を結んだパク・ジスが見解

 韓国代表DFパク・ジスは、今冬にポルトガル1部ポルティモネンセへ移籍した。昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)後、韓国代表DFキム・ミンジェ(ナポリ)が「日本がうらやましい」と日韓代表の海外組の違いを指摘したことが大きな反響を呼んだが、パク・ジスもその発言に思うところがあったという。韓国紙「朝鮮日報」が伝えた。

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 パク・ジスは韓国でプロデビューし、2019年に中国1部広州恒大(現広州FC)へ移籍。2021年にレンタルへ韓国の水原FC、兵役を経て、今年1月25日にポルトガルのポルティモネンセと2024年6月までの1年6か月の契約を結んだ。

 昨年のカタールW杯でベスト16の結果を残した韓国は、代表メンバーの一員として戦ったDFキム・ミンジェが大会後、「韓国ではヨーロッパ進出が難しい」と言及。その理由について、「クラブと解決しなければならないことが多い。移籍料も高い。今回、Kリーグの選手たちもW杯で活躍した。クラブの立場でむやみに言うことはできないが、あえて一言言うとすれば、ヨーロッパのチームからオファーが来たら快く送り出してほしい」と提言しており、「日本がうらやましい」という発言をしたことが大きく取り上げられた。

 パク・ジスも自身初の欧州移籍について、「金額面の条件は諦め、ヨーロッパ行きを選んだ。キム・ミンジェの話を聞いて、すごく悩んだ。韓国の選手がヨーロッパに行くことが最も重要だった。家族たちも応援してくれて、ポルティモネンセへ行くことになった」と語っている。

 ポルトガルはいわゆる欧州5大リーグの一つには数えられないが、パク・ジスは「実際にヨーロッパに来てみると、アジア人のセンターバックが生き残ることは本当に難しいことだと思う。だからもっと頑張らないといけない」とポジション争いの過酷さを痛感するとともに、さらなる努力を誓っていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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