「得意じゃないから…」 三笘薫、勝利に導く決勝ヘディング弾に言及「自分でも驚いている」

三笘薫がヘディングで決勝ゴール【写真:ロイター】
三笘薫がヘディングで決勝ゴール【写真:ロイター】

後半42分、バックステップの中での難しい状況で決勝ゴールをマーク

 イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、現地時間2月4日にホームで行われたプレミアリーグ第22節ボーンマス戦で終了間際に勝ち越しゴールを決め、チームを1-0の勝利に導いた。試合後のフラッシュインタビューでは、「自分でも驚いている」と語っている。

 左サイドでスタメンに名を連ねた三笘は前半10分、パスを珍しくトラップミスしてボールロスト。その3分後、ブライトンはFWデニズ・ウンダフが敵陣でボールを奪い、そのまま持ち込んでペナルティーエリア内でシュートも相手DFにブロックされる。こぼれ球を拾ったウンダフがシュートを放つもGKがセーブ。さらに、こぼれ球に反応して右足シュートを放ったが左ポストを直撃し、決定機を逃した。

 ブライトンは前半35分、敵陣のゴールライン際で三笘が鋭い切り返しで存在感を発揮するも決定的なシーンには至らず。同40分、左サイドからMFソリー・マーチのクロスをイングランド代表FWダニー・ウェルベックがヘディングシュートを放ったが、GK正面に飛んでしまった。

 前半をスコアレスで折り返した試合は、ブライトン、ボーンマスともに攻めるシーンが見受けられ、三笘も左サイドから攻撃を演出。後半41分には右サイドからパスをつないでいって三笘がペナルティーエリア内でシュートを放つも、相手GKに弾かれてゴールはならなかった。

 しかし直後の後半42分、左サイドからのクロスに合わせて中央で三笘がバックステップを踏みながらヘディングシュートを放つと、GKがボールをかき出し切れずにこれが勝ち越しゴールとなった。三笘は今季のリーグ戦ゴール数を「5」に伸ばしている。

 1-0の勝利後、英衛星放送「スカイ・スポーツ」のフラッシュインタビューに英語で応じた三笘は、「自分でも驚いている。僕はヘディングが得意じゃないから」とゴールについて語った。

 また、「最初は(チームとして)ミスも多かった。結果には満足しているけど、改善できることはある」と三笘は早くも次のゲームに目を向けていた。

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