直前のシュートは阻止されるも、ヘディングでネットを揺らす

　イングランド1部ブライトンは現地時間2月4日、ホームでのプレミアリーグ第22節でボーンマスと対戦。リーグ戦6試合連続で先発出場となった日本代表MF三笘薫は、後半終了間際に勝ち越しゴールを決めた。

　左サイドでスタメンに名を連ねた三笘は前半10分、パスを珍しくトラップミスしてボールロスト。その3分後、ブライトンはFWデニズ・ウンダフが敵陣でボールを奪い、そのまま持ち込んでペナルティーエリア内でシュートも相手DFにブロックされる。こぼれ球を拾ったウンダフがシュートを放つもGKがセーブ。さらに、こぼれ球に反応して右足シュートを放ったが左ポストを直撃し、決定機を逃した。

　ブライトンは前半17分、右サイドを崩されてゴール前が開いたところをMFハメド・トラオレにフリーでシュートを放たれたが、枠を外れて事なきを得た。

　今度はブライトンが前半35分、敵陣のゴールライン際で三笘が鋭い切り返しで存在感を発揮するも決定的なシーンには至らず。同40分、左サイドからMFソリー・マーチのクロスをイングランド代表FWダニー・ウェルベックがヘディングシュートを放ったが、GK正面に飛んでしまった。

　前半をスコアレスで折り返した試合は、ブライトン、ボーンマスともに攻めるシーンが見受けられ、三笘も左サイドから攻撃を演出。後半41分には右サイドからパスをつないでいって三笘がペナルティーエリア内でシュートを放つも、相手GKに弾かれてゴールはならなかった。

　しかし、直後の後半42分、左サイドからのクロスに合わせて三笘がヘディングシュートを放つと、これが勝ち越しゴールとなった。

　試合はそのままタイムアップを迎え、ブライトンが1-0で勝利している。