“三笘効果”は「根拠として十分」 マンCのアジア戦略の正当性を専門家が指摘「理に適っている」
マンCが今夏以降に三笘獲得に動く可能性も?
イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、世界最高峰のプレミアリーグで存在感を発揮している。日本でも三笘の話題が多く取り上げられるなか、フットボールファイナンスの専門家であるキーラン・マグワイア氏は、こうした注目度がマンチェスター・シティの戦略が正しい根拠になると考えているようだ。英メディア「Football Insider」が報じた。
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マンチェスター・シティを保有するシティ・フットボール・グループは、世界各国に多数のクラブを保有しており、2月1日にはシンガポールのゲイラン・インターナショナルFCとも契約を結んだ。アジア太平洋でもサッカー熱は高く、シティ・フットボール・グループは新たなビジネスの場として、この地域に期待しているという。
シティとゲイラン・インターナショナルFCとの契約について、マグワイア氏は「これは理に適っている。アジアは、巨大なサッカーの市場がある。放映権、CM、ファンといった市場がある」と言い、「ブライトンでの三笘薫の活躍に対する日本人ファンのリアクションを見るだけで、根拠としては十分だ。アジアにサテライトクラブを持ち、密接なつながりを持つことは十分に理に適っている。だからこそ、この地域にシティ・フットボール・グループが進出していることは、驚きではない」と、解説した。
現地時間1月29日に行われたFAカップ4回戦のリバプール戦では、後半アディショナルタイムに技術の高さを見せつける決勝ゴールを決め、前回王者を破る立役者となった三笘。冬の移籍市場では動きがなかったものの、現在の活躍が続くようであれば、今夏の移籍市場で獲得に名乗りをあげるビッグクラブが出てくる可能性は高い。
過去には、現ドイツ1部ボルシアMGの日本代表DF板倉滉を獲得しているシティは、サイドの選手の補強に必要性も指摘されているだけに、アジア市場を見ているクラブからオファーが届くこともあるかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)