ブライトン監督、公式戦3戦連発の三笘薫を絶賛 「常にゴールを決めることができる」

決勝ゴールを決めた三笘薫【写真:ロイター】
決勝ゴールを決めた三笘薫【写真:ロイター】

デ・ゼルビ監督は「三笘がいるなかで我々のベストゴールの1つ」と評価

 イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、現地時間2月4日にホームで行われたプレミアリーグ第22節ボーンマス戦で終了間際に勝ち越しゴールを決め、チームを1-0の勝利に導いた。チームを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督は、「常にゴールを決めることができる」と三笘を高く評価している。

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 ブライトンは前半13分、FWデニズ・ウンダフが敵陣でボールを奪い、そのまま持ち込んでペナルティーエリア内でシュートも相手DFにブロックされる。こぼれ球を拾ったウンダフがシュートを放つもGKがセーブ。さらに、こぼれ球に反応して右足シュートを放ったが左ポストを直撃し、決定機を逃した。

 三笘が前半35分、敵陣のゴールライン際で三笘が鋭い切り返しで存在感を発揮するも決定的なシーンには至らず。同40分、左サイドからMFソリー・マーチのクロスをイングランド代表FWダニー・ウェルベックがヘディングシュートを放ったが、GK正面に飛んでしまった。

 前半をスコアレスで折り返した試合は、ブライトン、ボーンマスともに攻めるシーンが見受けられ、三笘も左サイドから攻撃を演出。後半41分には右サイドからパスをつないでいって三笘がペナルティーエリア内でシュートを放ったが、相手GKに弾かれてゴールはならなかった。

 しかし直後の後半42分、エクアドル代表MFジェレミー・サルミエントの左サイドからのクロスに合わせて中央で三笘がバックステップを踏みながらヘディングシュートを放つと、GKがボールをかき出し切れずにこれが勝ち越しゴールとなった。公式戦3試合連発の三笘は、今季のリーグ戦ゴール数を「5」に伸ばしている。

 英メディア「The Athletic」のブライトン番であるアンディ・ネイラー記者によれば、ロベルト・デ・ゼルビ監督は試合後、三笘について「すごくハッピーだ。とても難しい試合だった。プレーのクオリティーという面では、彼(三笘)がいる中で我々のベストゲームの1つだと思う。三笘は人生で最高の試合をしたわけではないが、常にゴールを決めることができる」と称賛したという。

 開幕当初はベンチスタートだったが、今や三笘はブライトンの攻撃に欠かせない存在となっている。

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