久保のレアル復帰は「限りなくゼロ」と現地メディア指摘 監督発言に注目「ソシエダに残りたがっている」
契約解除金の高さと久保の意思が鍵か
スペイン1部レアル・ソシエダは、今シーズンのリーグ戦でバルセロナ、レアル・マドリードに続く3位につけている。その中心選手として活躍しているMF久保建英には、昨季まで籍を置いていたレアルが再獲得するのではないかとも報じられている。しかし、久保自身はソシエダ残留を希望していると、イマノル・アルグアシル監督がコメントした。スペインメディア「BeSoccer」が報じている。
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国王杯(コパ・デル・レイ)の準々決勝バルセロナ戦(0-1)、ラ・リーガ第19節レアル・戦(0-0)と、得点に絡むことはできなかった久保だが、2強を相手にも存在感を示してその評価を高めている。そうしたなかで、昨シーズンまで在籍していたレアルが、再び久保の獲得に動くのではないかという報道が目立ち始めた。
そうした動きをけん制するように、アルグアシル監督は「彼はレアル・ソシエダにいて、ソシエダに残りたがっている」と発言した。
記事では、「レアルにとって唯一の希望は、今後5シーズンに渡って久保建英の優先交渉権を有していること」と報じている。しかし、久保自身が移籍を望まない限りは実現しない。また、ソシエダは久保の獲得に600万ユーロ(約8億5000万円)を支払ったが、契約解除金は10倍の6000万ユーロ(約85億円)に設定されているという。こうした理由から、「彼が去る可能性は、限りなくゼロだ」と記事は締めくくっているが、21歳のレフティは、どのようなキャリアを歩むこととなるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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