ブレークの予感漂う“シメオネ・ジュニア” 今夏のジェノア移籍は「2秒で決めた」
セリエA初先発で初ゴールをマーク
自身のヨーロッパ初挑戦の決断は、わずか2秒だったと語った。若きシメオネはリオ五輪を終えてチームに合流すると、第4節のサッスオーロ戦に途中出場してデビュー。第7節のペスカーラ戦で初めてスタメンのチャンスを掴むとセリエA初ゴールを挙げ、翌週のボローニャ戦でも2試合連続ゴールと、ブレークの兆しを見せている。
中盤のファイターとして鳴らした父親とはポジションの違う点取り屋となった息子だが、そのDNAは“決断力”という形で受け継がれたのかもしれない。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
page1 page2