仏リーグ得点トップFW、アーセナルへ帰還? 来季レンタルバック浮上「夏に話し合う」
PSGムバッペを上回り、得点ランクトップに
フランス1部スタッド・ランスは現地時間2月1日、リーグ・アン第21節でロリアンと対戦し、4-2で勝利した。この試合でエースのFWフォラリン・バログンがハットトリックを達成したなか、英紙「デイリー・メール」は、「得点ランキングのトップに躍り出た」とアーセナルからローン移籍中のストライカーに注目している。
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アメリカ生まれロンドン育ちのバログンは、アーセナルユース出身で2019年にプロ契約を締結。21年にプレミアリーグデビューを果たすも思いどおりにはいかなかった。昨年1月からシーズン終了までミドルスブラへのローン移籍を経て、今季は同じくレンタルでランスに身を置いている。
ランスではエースとしてチームの攻撃を牽引するなか、ロリアン戦ではハットトリックを達成。これで今季リーグ戦14ゴールとなり、パリ・サンジェルマン(PSG)でプレーするフランス代表FWキリアン・ムバッペ(13ゴール)を上回り、得点ランキングのトップに立った。
そんななか「デイリー・メール」紙は、「外国からの使者がリーグ・アンをノースロンドンの赤で染め上げ続けている」とバログンに注目し、「アーセナルはバログンをフランスで成長させることに満足している。彼らは夏に将来について話し合うことを計画している」と動向に触れている。
アーセナルは今季、ミケル・アルテタ監督の下でDFウィリアム・サリバがスタメンに定着し、首位を走るチームに大きく貢献。サリバもまた、リーグ・アン複数クラブへのレンタル移籍を経てプレミアリーグで飛躍を遂げただけに、英国内では早くも21歳のストライカーの動向が注目されている。
リーグ戦13戦負けなしと好調をキープするランス攻撃を、日本代表MF伊東純也らと牽引するバログン。今季の活躍ぶりで、来季アーセナルで日本代表DF冨安健洋と同僚になる可能性も十分にありそうだ。