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英紙記者がレスター不調の原因に“岡崎不在”を指摘 「ボールのない部分でも彼の働きは重要だ」
前年度のリーグ王者の敵地戦4連敗は、大穴優勝した1996年のブラックバーン以来
昨季奇跡のリーグ優勝を果たしたレスター・シティは、リーグ8試合終了時点で勝ち点8、暫定13位と不振が続いている。オフに多くの主力の慰留に成功し、ナイジェリア代表FWアーメド・ムサ、アルジェリア代表FWイスラム・スリマニをはじめ、クラブ史上最高額での補強に動いたが、チームは明らかに昨季よりも弱体化している。英衛星放送局「スカイ・スポーツ」ではレスターの不振を特集し、地元メディアの番記者は先発落ちが続く日本代表FW岡崎慎司の不在を不調の原因に挙げている。
レスターは15日の敵地チェルシー戦で0−3と手も足も出ない完敗を喫した。今季アウェー戦4戦全敗で、前年度のリーグ王者の敵地戦4連敗は1996年に大穴優勝を果たしたブラックバーン以来の不名誉な記録となったという。
クラウディオ・ラニエリ監督は試合後、リーグ戦よりもUEFAチャンピオンズリーグに注力する方針を明らかにしている。
今回の特集に登場した地元紙「ガーディアン」のスチュワート・ジェームス記者は、チェルシーに移籍したフランス代表MFエンゴロ・カンテの攻守に渡る存在感の大きさを指摘。さらに、すでに14失点を喫している守備の不安定、センターバック補強を見送ったチームの強化方針を疑問視すると同時に、侍ストライカーの冷遇を挙げている。
「オカザキの不在も少し痛手だ。彼は多くのゴールを決めないが、中盤と前線のヴァーディをつなぐリンクマンとして重要な存在だ。加えて、ボールのない部分でも彼の働きは重要だ」
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