“株上昇”の三笘薫は「シティに合っている」 元英代表が持論、157億移籍の可能性に「私は驚かない」
元J助っ人のジェイ氏、米メディアコラムで三笘薫の実力&去就に見解
イングランド1部ブライトンの日本代表FW三笘薫は、現地時間1月29日に行われたFAカップ4回戦のリバプール戦(2-1)で劇的決勝点を挙げ、勝利に貢献。その活躍ぶりでイングランド内での評価を高めるなか、元イングランド代表FWジェイ・ボスロイド氏はビッグクラブ入りの可能性に見解を示している。
直近の公式戦6戦4発と結果を残し、イングランド国内での評価が右肩上がりの三笘。先月29日のFAカップ・リバプール戦では得意のドリブル突破でチャンスメイクするだけでなく、1-1で迎えた後半アディショナルタイム2分には、殊勲の決勝ゴールまで決せ、話題をさらった。
現在の活躍がこのまま続けば、来季に向けた夏の移籍市場で注目株になるのは必至。プレミアリーグのビッグクラブ入りも期待が寄せられるなかで、イングランド1部アーセナルの下部組織出身で、ジュビロ磐田や北海道コンサドーレ札幌でプレーしたジェイ氏が、三笘のビッグクラブ入りの可能性に触れた。
米メディア「The Sporting News」のコラムで、ジェイ氏は「私はJリーグ時代からカオルを絶賛している」として、その実力を評価。そのうえで、「ビッグクラブの1つが彼と契約しても私は驚かない。トッテナムのようなところに行くかもしれないし、リバプールやマン・シティのような可能性もあるだろう」とし、さらに一歩踏み込み持論を展開した。
「シーズン終了後には1億ポンド(約157億円)以上で取引される可能性のある選手と同じような能力を持っていると、私は間違いなく思っている。もし今、三笘とジャック・グリーリッシュのうち、マン・シティの左サイドに誰を入れるかと言われたら、おそらく私は三笘と答えるだろう。グリーリッシュが悪い選手だからではなく、三笘のほうがマン・シティに合っていると思うからだ」
ピッチ上のプレーに加え、今後の去就動向も注目される三笘。イングランドで熱視線を浴びる日本人アタッカーには、元J助っ人のジェイ氏も一目置いているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)