マンUアタッカーが「デビッド・ベッカムに並ぶ」 仏FWのクラブ偉大記録に英注目
負傷から復帰後、リーグ杯ノッティンガム戦で先制ゴール
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドは現地時間2月1日、カラバオ・カップ準決勝のセカンドレグでノッティンガム・フォレストと対戦し、2-0で勝利。2戦合計5-0で決勝進出を決めた。この試合でFWアントニー・マルシャルが先制ゴールを決めたなか、地元紙「マンチェスター・イブニング」では、「デビッド・ベッカムの記録に並ぶ」と、フランス人アタッカーに注目をしている。
マルシャルは12年にフランス1部リヨンでプロデビューを果たすと、13年にASモナコへ移籍。コロンビア代表MFハメス・ロドリゲスらと共演し頭角を現すと、15年に完全移籍でユナイテッドに加入した。
カラバオ・カップ決勝進出が懸かったノッティンガム戦では、後半18分にオランダ代表FWボウト・ベグホルストとの交代でピッチに立つと、同18分に先制ゴールを奪取。このゴールでユナイテッド加入後85ゴール目となり、クラブレジェンドである元イングランド代表MFデビッド・ベッカム氏が記録したゴール数に肩を並べた。
「マンチェスター・イブニング」紙では、「デビッド・ベッカムの記録に並ぶ」とマルシャルに注目し、ユナイテッドの歴代得点ランキングのトップ25にランクインしたことも紹介した。
そして同紙では、今季から指揮を執るエリック・テン・ハフ監督がマルシャルを称賛したコメントも伝えている。
「彼のようなストライカーがチームを向上させてくれることは間違いない。アントニー・マルシャルは、彼自身の動き、ボールへの対応、頭の良さ、そしてフィニッシュで何かを生み出すことができる」
1月14日に行われたマンチェスター・シティ戦(2-1)後、負傷の影響で欠場が続いたマルシャルだが、ノッティンガム戦で復帰弾をマーク。今冬の移籍市場で加入した新戦力ベグホルストとの先発争いにも一石を投じ得る働きを見せている。