浦和新助っ人、日本の環境に驚き「オーガナイズを実感」 元同僚ユンカーからも助言「ベストだと確信」

浦和に新加入のDFホイブラーテン【写真:(C) URAWA REDS】
浦和に新加入のDFホイブラーテン【写真:(C) URAWA REDS】

今季の新戦力、ノルウェー人DFホイブラーテンがJリーグ移籍経緯に言及

 J1浦和レッズは2月3日に今季の新戦力、ノルウェー人DFマリウス・ホイブラーテンの加入会見をオンラインで実施した。ノルウェー1部ボデ・グリムトから加入したセンターバックは元チームメイトのFWキャスパー・ユンカーからも多くの情報を得たと話し、早速それを実感した場面があったという。

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 ホイブラーテンはU-15世代からU-21世代までノルウェーの世代別代表に選ばれてきたが、そのキャリアは国内にとどまっていた。先月28歳になったタイミングで環境を変えた理由について「常に海外でプレーしたい気持ちがあった。単純にこのタイミング、偶然だったのかもしれないけど、もっと早いタイミングで違う国でやっていたかもしれない。マッチしたというのが浦和に移籍した最もシンプルな理由だと思う」と話す。

 そのうえで、移籍決定の経緯について「非常に速いプロセスで進んだ。浦和に興味をもらってから代理人とも話し、重要なチャレンジでトライしたいと。グリムトとのプロセスも速く進んだ。多くの欧州の選手たちは、そのまま欧州でプレーする場合が多いが、もともとアジアでプレーする目標もあった。日本という文化的にも素晴らしいと世界的に知れ渡っていて、浦和レッズというビッグクラブでプレーする目標、決断は難しくなかった」と話している。

 また、今季浦和からJ1名古屋グランパスに期限付き移籍したデンマーク人FWキャスパー・ユンカーとは、ボデ・グリムト時代にチームメイトだった。「日本に来る前に文化などは本などで調べた」と話すものの、実際に日本で生活して浦和でプレーしたユンカーからの情報は「キャスパーからはさまざまな情報をもらった。生活や文化、浦和というクラブ、すべてがポジティブな話だった。自分にはベストなチョイスだと確信できた。すごく心強い」というものになったという。

 そして、「キャスパーからすごく言われたのは、(日本は)色々なことがすごく準備されていて、オーガナイズされていると言われた。それは本当だと実感している。ノルウェーでは移籍すると自分たちで何もかもしなければいけない要素が多かった。今回こちらに来て、その準備やオーガナイズの部分を実感しているし、多少驚いている」と、その言葉を実感したのだと話した。

 浦和ではここ2シーズンほど、ユンカーと同じくデンマークからDFアレクサンダー・ショルツ、スウェーデンからはMFダヴィド・モーベルグが加わり、オランダからはFWブライアン・リンセンやFWアレックス・シャルクが加入。欧州からの選手が増え、さらに日本文化と積極的に触れる姿が目立っている。ショルツやモーベルグは大の納豆好きになったほどだ。こうした選手たちと同様に、ホイブラーテンが日本文化と触れ合う姿も期待される。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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