「選ばれないだろうと思っていた」 セルティック旗手がカタールW杯のメンバー落選を予感した理由は?
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英紙でカタールW杯を回想
スコットランド1部セルティックの日本代表MF旗手怜央は、昨年開催されたカタール・ワールドカップ(W杯)で日本代表メンバー26人に名を連ねることはできなかった。英紙「スコティッシュ・サン」のインタビューで当時を振り返っている。
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川崎フロンターレでレギュラーを掴み、2021年夏に開催された東京五輪を経て、同年末にスコットランドへ移籍した旗手。中盤、サイドバックなどをこなすマルチプレーヤーとして、海外でも存在感を発揮している。
そんな旗手は、カタールW杯の日本代表メンバーには選出されず、サッカー界最高の舞台に立つことはできなかった。昨年11月の代表メンバー発表当日、スコットランド滞在中で発表中継はオンタイムで見れなかったという。
「発表前最後の試合で出番がなく、選ばれないだろうと思っていた。でも自分の名前がなくて、『やっぱりな』とは思わなかった」
森保ジャパンは、グループリーグでドイツ代表、スペイン代表を撃破し、アジア勢では初となるW杯2大会連続でベスト16に進出。快進撃を見せたが、決勝トーナメント1回戦のクロアチア代表戦までは素直に試合を観ることができなかったと明かしている。
「セルティックからオフをもらって日本に戻ったけど、悔しさもあってグループリーグの試合は見れなかった。2021年7月からプレーし続けていたので、身体を休ませた。気持ちを整理して振り返ってみると、プレーし続けていたことは疲れた理由の半分。もう半分はフラストレーションもあったんだと思う。素直に試合を観れなかった」
グラスゴーに戻ってグループリーグの試合を見直し、ベスト16のクロアチア戦は生で中継を観戦したという旗手。DF谷口彰悟(アル・ラーヤン)やMF三笘薫(ブライトン)という川崎時代の同僚たちの活躍に刺激を受けたと話しており、今後の飛躍に意欲を覗かせていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)