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マンUのDFラファエル・ヴァラン、フランス代表引退を発表 デシャン監督も理解「残念に思うところもあるが…」
自身の公式SNSで理由とともに公表
イングランド1部・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドに所属するDFラファエル・ヴァランが、4月に30歳の誕生日を迎えるのを前にしてフランス代表からの引退を発表した。英紙「デイリー・メール」などが報じている。
ヴァランは自身の公式インスタグラムに、引退の理由を多忙なプレースケジュールによる「肉体的・精神的な消耗」と、「家族と過ごす時間を増やしたい」と明かした。2018年ロシア・ワールドカップ(W杯)のトロフィーを手にした画像とともに、「10年間、偉大な国を代表してプレーできたことは、私の人生において最高の栄誉の1つ。この特別な青いジャージを着るたびに、計り知れない誇りを感じた」とつづった。
まだ20代の若さでの決断になったが、フランス代表のディディエ・デシャン監督は「ラファエルは、フランス代表での冒険が終わったと考えている。私も彼と似たような状況を経験したが、彼の主張は理解できるし、W杯までの間、最初から最後まで、我々が知っているリーダーのように振る舞っていたことを考えると、残念に思うところもあるが決断を尊重する」と述べているとした。
また「ブレーズ・マテュイディ、スティーブ・マンダンダ、ウーゴ・ロリスに続き、ラファエルは代表チームから引退する4人目の2018年W杯チャンピオン。私たちの道が分かれる今、彼の誠実さ、青いジャージへの揺るぎないコミットメントに敬意を表したい」と話しているという。
ヴァランは2013年3月にフランス代表としてデビュー。18年のロシアW杯は全試合に出場して優勝の原動力になり、先日のカタールW杯ではチームのキャプテンだった。また、これを受けフランスメディアでは、FWキリアン・エムバペが次期フランス代表キャプテンになるという見通しを出しているとした。
経験が力になる部分も大きなセンターバックだけに、フランス代表は次なる柱を見つけなければならなくなった。また、クラブでのプレーに集中するヴァランのパフォーマンスにも期待が持たれる。