マンUサンチョが実戦復帰、指揮官との一幕に英反響 「この笑顔を見て」「ファンにはたまらないもの」
サンチョが昨年10月以来の公式戦出場
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドは現地時間2月1日、カラバオ・カップ(杯)準決勝第2戦でノッティンガム・フォレストと対戦し、2-0で勝利。合計スコアを5-0とし、決勝戦に駒を進めた。この試合でイングランド代表MFジェイドン・サンチョが後半途中から出場し、昨年10月以来の出場を果たしたなか、英メディア「スポーツ・バイブル」では、「ファンにはたまらないもの」と、サンチョがピッチに入る瞬間に注目している。
サンチョは2021年にドイツ1部ボルシア・ドルトムントから7300万ポンド(約110億円)でユナイテッドに移籍。今季は、開幕戦からリーグ戦8試合に出場し、3ゴールを決めていたなか、昨年10月22日に行われたプレミアリーグ第13節のチェルシー戦(1-1)で途中交代以降、出場がない状態が続いていた。
カタール・ワールドカップ(W杯)のメンバーからも落選し、クラブがスペイン遠征を行ったなか、コンディション調整に努めていたサンチョは、テン・ハフ監督の指導下でオランダにて個人トレーニングを行っていた。そんなサンチョは現地時間1月17日に全体練習に合流し、ノッティンガム戦のメンバー入りを果たした。
0-0で迎えた後半18分、ブラジル代表FWアントニーとの交代でピッチに立ったサンチョ。ゴールは奪えなかったものの、2点目の起点になるなど存在感を発揮した。
そんななか、「スポーツ・バイブル」ではサンチョがピッチに入る瞬間に注目。ピッチ際に立ったサンチョとエリック・テン・ハフ監督が笑顔で会話をするシーンを「ユナイテッド・ファンには、たまらないものだった」と伝えている。
また同メディアでは、「私が見たかったもの」「この笑顔を見て」「素晴らしいものだらけ」など、現地のファン・サポーターの声も紹介。サンチョの復帰は、多くのファン・サポーターが待ち望んだ瞬間だったことが窺えた。
ユナイテッドはこの試合の勝利でカラバオ杯決勝戦への切符を獲得。FA杯でもベスト16まで駒を進めており、復帰したサンチョがチームのタイトル獲得に導く姿もまた、多くのファン・サポーターが待ち望んでいる瞬間であるはずだ。