三笘薫に「デ・ブライネと同レベル」の声 1本の美軌道パスに海外ファンが虜「凄い」
リバプール戦の好機演出シーンに海外ファン注目
イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、現地時間1月29日に行われたリバプールとのFAカップ4回戦で劇的決勝ゴールをマークし、2-1の勝利に貢献した。高技術からの劇的弾が反響を呼んだ一方、海外ファンからはチャンスを演出した1本のパスに「デ・ブライネと同レベル」との声が飛び出している。
直近の公式戦6戦4発と結果を残し、イングランド国内で一躍注目の的となっている三笘。好調のなかで迎えたリバプール戦のパフォーマンスも圧巻だった。得意のドリブル突破でチャンスメイクするだけでなく、1-1で迎えた後半アディショナルタイム2分には、殊勲の決勝ゴールまで決めてみせた。
劇的弾のシーンでは、フリーキックの場面でDFペルビス・エストゥピニャンからのパスを受けると、空中でボールを浮かせ右足でフェイントを入れる高技術を披露。そのテクニックが反響を呼んだ一方で、味方へのビッグチャンスを演出した1本のパスにも海外ファンが虜になっている。
FAカップ公式YouTubeチャンネル上には三笘のプレー集がアップされ、そのなかで注目されたのが後半26分のシーンだ。後方からのロングパスに左サイドで反応した三笘は、ゴール前へ走り込んできたMFソリー・マーチへクロスを供給。得点にはつながらずも、GKと最終ラインの間へ通したクロスはまさに絶品だった。
右足のアウトサイドから放たれたボールは、カーブして味方の足もとへ。美しい軌道を描いたこのパスは、イングランド1部マンチェスター・シティのベルギー代表MFケビン・デ・ブルイネが十八番とするプレーを彷彿とさせたこともあり、現地ファンの目に留まったようだ。
コメント欄には「アウトサイドキックを使ったあのカーブパスは、ケビン・デ・ブルイネのそれとよく似ている」「このパスは、kdbのパスと同レベルだ」「凄いパスだ」といった感嘆の声が寄せられ、改めてその技術に熱視線が注がれていた。