大補強のマンUが野戦病院化 代表ウィークで負傷者続出で危機的状況に

今度はショーが負傷

 マンチェスター・ユナイテッドが野戦病院と化している――。
 イングランド代表FWダニー・ウェルベックと、DFルーク・ショーが18日の国際試合のスコットランド戦でともに太もも裏に違和感を訴え、後半21分に同時交代となった。アーセナルのFWとマンチェスター・ユナイテッドのDFは、22日に激突するリーグ戦をともに欠場する可能性が浮上した。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
 イングランド代表はグラスゴーのセルティックパークで行われた試合に、3-1で勝利した。しかし、このスコットランドとの「バトル・オブ・ブリテン」で異変が起きた。先発したウェルベックと、ショーは、太もも裏に張りを訴え、途中交代となった。ショーは、こう語った。
「試合中に2、3回打撲を受けていたけれど、今季序盤に痛めた左のハムストリングが気になった。ハーフタイムに交代するか、(監督と)話し合ったけれど、下がりたくなかったので、15分間プレーした。そして、ロイが交代を決めた。アーセナル戦? 様子を見なければいけないけれど、コンディションが戻ることを願う」
 マンUは、今回の代表ウィークに故障者が続出してしまった。イングランド代表MFマイケル・キャリックは股関節周辺の痛みで離脱。スペイン代表守護神のダビド・デヘアは右手小指脱臼で離脱。オランダ代表MFダレイ・ブリントは、膝の靱帯損傷で長期離脱を余儀なくされてしまった。そして、アルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアも打撲でレントゲン検査が必要な状況となっている。
 主力離脱続出のルイス・ファン・ハール監督は、アーセナルとの決戦を前に危機的状況に直面している。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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