三笘薫を「少なくとも20倍で買い取る」 プレミア“ビッグクラブ”入りへ英記者が太鼓判
直近6戦4発の活躍ぶりで、現地での評価が右肩上がりに上昇
イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、直近の公式戦6戦4発の活躍ぶりで、現地での評価が飛躍的に上昇している。今後のビッグクラブ入りも噂されるなか、英紙「ザ・サン」ではブライトンが三笘を獲得した際の移籍金を引き合いに「少なくとも20倍で買い取る」と見解を示している。
三笘は今季、ベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへのレンタル移籍からブライトンへ復帰すると、プレミア初挑戦ながらも堂々たるパフォーマンスを披露。1月29日に行われたリバプールとのFAカップ4回戦では、高技術による決勝ゴールを奪い、話題をさらった。
直近の公式戦6戦4発とその勢いは凄まじく、リバプール戦後には三笘に対して「1億ポンド(約160億円)の価値がある」といった現地ファンの声も飛び出すほど評価がアップ。2021年の夏に、J1川崎フロンターレから250万ポンド(約4億円)という格安移籍金でブライトンに加入した事実には、驚きの反応が見られるようになった。
そうしたなか「ザ・サン」紙のデイブ・キッド記者は、ブライトンの補強戦略の知的さを綴ったコラム内で、三笘の実力を改めて称賛。「そのスピードとよく研究されたドリブル技術で、すでにイングランドのゲームで最もスリリングな選手の1人となっている」と、プレミアリーグを席巻する働きぶりに目を見張った。
この勢いが続くようだと、今後のビッグクラブ入りも現実味を帯びてくる。実際、今冬にはアーセナルの補強候補に挙がったことが現地メディアでも報じられたなか、キッド記者は「ビッグ7の一角がドアを叩いて、南海岸のクラブが支払った金額の少なくとも20倍でミトマを買い取ると申し出るまで、きっとそう長くはかからないだろう」と指摘。日本人アタッカーの飛躍へ太鼓判を押していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)