元日本代表DF田中隼磨氏が松本のエグゼクティブアドバイザー就任 「クラブが掲げる『ひとづくり』に特に力を入れていきたい」
昨季限りで現役引退
松本山雅FCは2月1日、昨季限りで現役を引退した元日本代表DF田中隼磨氏が「松本山雅FC エグゼクティブアドバイザー」に就任することを発表した。
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田中氏は2014~22年の9シーズンにわたり、松本のトップチームでプレー。22年シーズンをもって現役生活にピリオドを打った。
今回、松本はクラブ運営について専門的な観点からアドバイスをすることで、クラブ及び地域を発展させる役職としてエグゼクティブアドバイザーを新設し、Jリーグ通算500試合以上に出場し、日本代表にも選出された田中氏が就任することになった。
■田中隼磨氏コメント
「このたび、松本山雅FCエグゼクティブアドバイザーに就任することになりました。プロキャリアを通して23年間で培ったすべての経験を山雅の未来のため、そして信州の皆さんに還元していくことが新たなキャリアでの役割です。トップチームにおいては、練習場やトレーニング施設、またサッカー選手の日常の生活面についてなど、これからクラブが取り組んでいくフットボール環境整備において、様々な形で提言をしていきたいと考えています。また、この松本で生まれ育った立場としても、クラブが掲げる『ひとづくり』において、特に力を入れていきたいと思っています。アカデミーやサッカースクール、信州の子どもたち1人1人が将来の自分の夢を描いていけるような活動にも積極的に参加していきます。
そしてこれからは、ピッチの外でファン・サポーター、スポンサー、ホームタウンをはじめ、この信州の皆さんと選手時代とは違う立場で接することを楽しみにしています。将来は指導者として、監督として、という想いもあります。そこをしっかり見据えながら、これからも学び、幅広く活動することで、プロキャリアを通して在籍したクラブ、Jリーグ、日本代表に還元できるようにしていきたいと思います。僕自身も新たな挑戦になりますが、多くの方々と絆を深めながら、今まで皆さんと共に築き上げてきた松本の流儀を大切にして、これからも一緒に歩んでいきましょう。よろしくお願いいたします。〝絆〟田中隼磨」
(FOOTBALL ZONE編集部)