ソシエダ久保建英の現地リアル評 レアル番記者が絶賛「これまで見たなかで一番素晴らしい」

ソシエダとの一戦が行われたレアル・マドリードの本拠地サンティアゴ・ベルナベウ【写真:高橋智行】
ソシエダとの一戦が行われたレアル・マドリードの本拠地サンティアゴ・ベルナベウ【写真:高橋智行】

絶好調に見える久保の懸念材料、適度な休みが必要なはずだが…

 バルセロナ、レアル・マドリードとのビッグマッチ2連戦で特に輝きを放った選手の1人となり、絶好調に見える久保だが懸念材料がある。それは試合後にアルグアシル監督が明かしたように、以前より大腿四頭筋に痛みがあることだ。

 ソシエダは国王杯を敗退したことで試合数が減ったものの、3月にはUEFAヨーロッパリーグ(EL)の過酷な戦いが再開される。さらにレアル・マドリード戦でアリッツ・エルストンドが負傷したことで、チームの怪我人は10人に達した。

 久保はおそらく適度な休みが必要なはずだが、このようにチーム事情が非常に厳しいため、今後も試合に主力として出続けることが予想される。もちろん先発出場は喜ばしいことだが、無理が祟り、フィジカル面にさらなる問題を抱えないことを切に願いたい。

高橋智行

たかはし・ともゆき/茨城県出身。大学卒業後、映像関連の仕事を経て2006年にスペインへ渡り、サッカーに関する記事執筆や翻訳、スポーツ紙通信員など、スペインリーグを中心としたメディアの仕事に携わっている。

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング