モウリーニョが敵地リバプール戦を前に陽動作戦? “ユナイテッドサポ疑惑”の主審を擁護

優等生発言は有利な判定を引き出すため?

 イングランドでは、主審が特定クラブのサポーターで公平さを逸脱したジャッジがスキャンダルに発展するケースもあるが、モウリーニョ氏はユナイテッドサポーター疑惑の強まるテイラー氏を擁護。その背景には、より有利な判定を引き出そうという名将の思惑があるのかもしれない。

「我々の規律面のレコードは優秀なものだ。この点では全く問題ない。我々はプレミアリーグとレフェリーの代表者とのミーティングで言われた通り、規律良くプレーする」と、珍しい優等生発言も飛び出した。

「我々は主審にプレッシャーをかけない。我々はタッチライン際でリラックスして行儀良くしているよ」と語った。モウリーニョ監督は宿敵のアーセナルのアーセン・ベンゲル監督とタッチライン際でつかみ合いになったこともある。一方、リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督はチームのゴールが決まると、タッチライン際を疾走し、ジャンピングガッツポーズを決める闘将として知られている。

 すでにモウリーニョ監督から主審への牽制が飛び出すなど、大一番は早くも火花を散らしている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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