ブライトン退団希望の21歳MFを元英代表FWが一刀両断 「酷いアドバイスを受けているのか、バカなのか」
エクアドル代表MFカイセドにはアーセナルやチェルシーなどビッグクラブが関心
イングランド1部ブライトンのエクアドル代表MFモイセス・カイセドは、今冬の移籍市場でアーセナルやチェルシー、リバプールといったビッグクラブから関心を示されている。SNSを通じて退団する意向を示し、FAカップ4回戦リバプール戦(2-1)も欠場したカイセドについて、元イングランド代表FWクリス・サットン氏が持論を展開した。英紙「デイリー・メール」が報じている。
カイセドは21歳という年齢にもかかわらず、中心選手としてプレミアリーグで6位になっているチームでリーグ戦18試合に出場して1得点1アシストを記録。カタール・ワールドカップ(W杯)でも、その名を世界に知らしめた。
カイセドは自身のSNSで、プレミアリーグでプレーする機会を与えてくれたブライトンに感謝したが、「ブライトンにとって、新記録となる移籍金を残せることを誇りに思う。それによって、クラブは新たな投資をして、さらなる成功を手助けできる」などと発信した。
こうした状況を受け、サットン氏は「モイセス・カイセドは、酷いアドバイスを受けているか、彼自身がバカなのかのどちらかだ」と切り捨てた。「SNSで発信した内容は、実にバカげていた。彼は(ベルギー代表FW)レアンドロ・トロサードがアーセナルへ行った方法を見て、それを真似た。だが、ブライトンは8000万ポンド(約128億円)の評価額のある選手に対して、すべての権利を持っている」と、語った。
プレミアリーグで首位に立つアーセナルは、すでに2度のオファーをブライトンに断られたものの、移籍市場最終日にもカイセドの獲得に向けて3度目のオファーを出す可能性が報じられている。カイセドは、来シーズンの欧州カップ戦の出場権を獲得できる可能性もあるブライトンを離れ、ビッグクラブに籍を移すことになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)