三笘薫には「特別な何かがある」 ビッグクラブ撃破の活躍に米注目「あり得ないほどクレバー」
FAカップ4回戦でリバプールを敗退に追いやる決勝ゴール
イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、現地時間1月29日に行われたFAカップ4回戦リバプール戦で後半アディショナルタイムに鮮やかな決勝ゴールをマークし、2-1の劇的勝利を導いた。米メディア「NBCスポーツ」も「ミトマには特別な何かがある」と注目している。
左サイドで先発出場した三笘は、リバプールのイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドとの1対1を制してサイドを切り裂く。好機を演出しつつも、前半30分に先制を許す展開のなか、同39分にイングランド代表DFルイス・ダンクのゴールで追い付き、1-1の同点のまま試合の終盤を迎えた。
しかし、後半アディショナル2分、三笘が見せ場を作る。セットプレーの流れからペナルティーエリア内右でボールを受けた三笘は右足でボールを浮かせて相手DFジョー・ゴメスをかわすと、そのまま右足でシュートを蹴り込んだ。空中で相手を欺く超絶テクニックで翻弄した一撃で、前年王者を敗退へと追い込んだ。
記事では、「ミトマには(リバプールにはない)特別な何かがある」と、殊勲の日本人アタッカーにスポットライトを当てている。
「リバプールの守備を翻弄し、敗退に追いやったミトマのプレーは、あり得ないほどにクレバーだった。12月31日に行われたプレミアリーグのアーセナル戦以降、直近6試合で4得点1アシスト。ブライトンはミトマをタリスマン(お守り)にできる。ミトマが欧州の舞台に導くかもしれない」
世界的なビッグクラブであるリバプールの選手と見比べても、三笘はなんら遜色はないと海外メディアの目にも映ったようだ。