「レアルが買い戻すのにいくら必要?」 久保建英の“急騰した移籍金”に専門メディア注目
久保は古巣レアルとの対戦でフル出場
スペイン1部レアル・ソシエダは現地時間1月29日、ラ・リーガ第19節レアル・マドリード戦で0-0の引き分けに終わった。日本代表MF久保建英は古巣対決で先発出場し、多くのチャンスを生み出して攻撃の起点となった。レアル専門メディアは「当時レアルが熱心に関心を示した理由を十分に証明している」と称賛している。
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久保は古巣レアル戦でトップ下として先発出場。レアルの強固な守備網を相手に、ライン間でボールを受けて存在感を発揮していく。後半からは右サイドにポジションを移すと、後半10分に味方とのワンツーでの突破から枠内にシュートを打ち込むも、ベルギー代表GKティボー・クルトワのセーブに阻まれた。
後半23分には、ペナルティーエリア内でパスを受けた久保は、クルトワと1対1のビッグチャンスを迎えるも、ボールタッチが大きくなり、シュートを放つには至らず。スコアレスの痛み分けにはなったが、古巣レアル戦でフル出場して存在感を放っていた。
レアル専門メディア「Defensa Central」が運営している「Planeta Realmadrid」は「レアルがクボを買い戻すのにいくら必要なのか?」と見出しを打ち、久保について「好調なシーズンを過ごすチームにおけるキープレーヤーの1人だ。この日本人選手は、当時レアルが熱心に関心を示した理由を十分に証明している」と称賛している。
「ソシエダとの契約は2027年6月までなので、レアルが彼をベルナベウに連れ戻そうとした場合は、ほかのクラブと同様に、契約解除金を支払う必要がある。移籍金は6000万ユーロ(約84億円)だ。レアルは再契約を検討しているわけではないが、今季の彼のパフォーマンスを考えると、白い巨人に居場所がなかったとは考えられない」
レアルでは出場機会を勝ち取れず、マジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェへと期限付き移籍で転々としていたが、ソシエダへと完全移籍してからはキャリア最高と言えるパフォーマンスを発揮している。