「レアル・マドリードは彼を取り戻せるのか?」 久保建英の躍動に古巣専門メディア注目「原動力となっていた」
久保は古巣対決で先発フル出場
スペイン1部レアル・ソシエダは、現地時間1月29日に行われたラ・リーガ第19節レアル・マドリード戦で、0-0の引き分けに終わった。日本代表MF久保建英は古巣との対決で先発出場し、多くのチャンスを生み出して攻撃の起点となった。レアル専門メディアは「レアル・マドリードは彼を取り戻せるのか?」と取り上げている。
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ソシエダは中盤ダイヤモンド型の4-4-2システムを採用し、久保はトップ下で先発出場。レアルの強固な守備網を相手に、ライン間でボールを受けて存在感を発揮した。後半からは右サイドにポジションを移すと、後半10分に味方とのワンツーでの突破から枠内にシュートを打ち込むも、ベルギー代表GKティボー・クルトワのセーブに阻まれた。
後半23分にはペナルティーエリア内でパスを受けた久保は、クルトワと1対1のビッグチャンスを迎えるも、ボールタッチが大きくなり、シュートを放つには至らず。スコアレスの痛み分けにはなったが、古巣レアル戦でフル出場して存在感を放った。
レアル専門メディア「Managing Madrid」は、印象的なパフォーマンスを見せた久保に対して「クボの契約状況はどうなっている? レアル・マドリードは彼を取り戻せるのか?」と取り上げ、「タケフサ・クボはこの試合、非常に素晴らしかった。彼のボールタッチは終始色褪せず、ソシエダの多様なカウンター攻撃の原動力となっていた。レアルを去ったあと、ソシエダで本当に上手くフィットしている」と称賛を送っている。
久保の将来の動向に関しては「将来のどこかで、久保を連れ戻す可能性があるのか疑問に思う方々もいることだろう。彼の契約権限はソシエダにあるが、他クラブへの移籍が実現した際はレアルが50%の資金を受け取る権利を持っている。この日本人に舞い込むどんなオファーでも適応される。言い換えれば、従来の買い戻しオプションは付与されていない」と説明。それでも、今季示しているパフォーマンスを継続できた暁には、レアルも再び久保に熱視線を送る可能性もあるかもしれない。