ブライトン三笘、“劇的ヒーロー”の決勝弾に海外メディア注目 「2週間弱でリバプールに再び敗北を与えた」
後半アディショナルタイムのゴールに香港メディアも脚光
イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、現地時間1月29日のFAカップ4回戦でリバプールと対戦。後半アディショナルタイムに鮮やかな決勝ゴールをマークして2-1での劇的勝利を導いた。ヒーローとなった三笘を香港メディアも脚光を当てている。
左サイドMFで先発した三笘は、DFトレント・アレクサンダー=アーノルドとの1対1を制してサイドを切り裂く。好機を演出しつつも、チームは前半30分に先制を許す展開に。それでも9分後にDFルイス・ダンクのゴールで追い付き、1-1の同点のまま試合の終盤を迎えた。
1-1のまま終わるかと思われた後半アディショナル2分、三笘に劇的瞬間が訪れる。セットプレーの流れからペナルティーエリア内右でボールを受けた三笘は右足でボールを浮かせてDFジョー・ゴメスをかわすと、そのまま右足でシュートを蹴り込んだ。空中で相手を欺く超絶テクニックで翻弄した一撃で、前年王者を敗退へと追い込んでいる。
香港メディア「香港01」も三笘の活躍に注目。14日に行われた第20節でも対戦したリバプールへの2度目の勝利を取り上げ「三笘はコントロールした一発でリバプールに2-1と競り勝ち、2週間弱で再び敗北を与えた」とその活躍を称えていた。