レアルFWヴィニシウスとともに「マルカ」の一面を飾る

　スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は、現地時間1月29日に敵地でのラ・リーガ第19節レアル・マドリード戦を迎える。保有元との対戦に注目度が高まるなか、現地大手紙の一面に久保が登場し反響を呼んでいる。

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　久保は昨夏、保有元のレアルからソシエダへ5年契約で完全移籍。レアルが保有権の半分を600万ユーロ（約8億4000万円）で売却し、残りの50％を保持する形での契約が結ばれている。

　ソシエダで今シーズンここまで公式戦25試合3得点5アシストをマーク。ラ・リーガ3位と好調のチーム内で大きな輝きを放っており、25日のスペイン国王杯（コパ・デル・レイ）準々決勝では下部組織時代を過ごした古巣バルセロナと対戦。0-1と惜敗したが、クロスバー直撃の強烈シュートなど存在感を放った。

　徐々に自身の価値を高める久保は、レアルへの復帰説も囁かれるほどに成長している。そんななか、迎える29日の決戦前にスペイン紙「マルカ」も注目の一戦としてレアル対ソシエダを特集。一面をレアルFWヴィニシウス・ジュニオールと久保が飾っている。

「真の挑戦」と題した紙面では左にヴィニシウス、右に久保の姿が載っており、ファンも「これ凄いことだな！」「やったれ！！」「あっつ」「ラ・レアルの顔として一面を飾ってる」と反響が広がっていた。

　さらにサッカージャーナリストの小澤一郎氏も「『久保がラ・レアルを牽引する』とある通り、すっかりラ・レアルの顔になりました。楽しみだ」とコメントを残している。

　現地ファンも注目する一戦で、久保はどんなプレーを見せてくれるだろうか。