チェルシーMFカンテ、復帰はCLドルトムント戦? 英紙が予想「重要な局面で復帰に近づいている」
ハムストリングスの手術を行い、カタールW杯も欠場
イングランド1部チェルシーのフランス代表MFエンゴロ・カンテは、ハムストリングの負傷が長引いた影響で、リーグ戦2試合の出場にとどまっている。そんなカンテの復帰戦は、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16のボルシア・ドルトムントとのファーストレグになりそうだと英紙「ザ・サン」が報じている。
カンテは元日本代表FW岡崎慎司らと“ミラクル・レスター”の一員として、2015-16シーズンのプレミアリーグ優勝に貢献。2016年夏よりチェルシーに移籍し、今シーズン限りでクラブとの契約が満了を迎える。
移籍の噂もあるなかで、ハムストリングスの手術を行ったカンテは昨年末のカタール・ワールドカップ(W杯)も欠場するなど、しばらくピッチから遠ざかっていた。しかし「ザ・サン」紙によると、現地時間2月15日にドイツで行われるCLラウンド16のドルトムント戦での復帰の可能性もあるようだ。
記事ではカンテの母国紙「レキップ」の指摘を引用。「現在チェルシーの中盤は負傷者によって壊滅的な打撃を受けている」と離脱者が増えている現状を伝えており、同じ中盤ポジションのMFコナー・ギャラガーについては「ここ数週間、チェルシーで先発する機会を与えたが、彼は長期的な解決策としての地位を確立することはほとんどできなかった」と厳しい見解を述べた。
そのうえで、「カンテはシーズンの重要な局面で復帰に近づいている」と中盤の要のピッチ帰還の可能性を予想。「ドルトムントの戦いにおいて、彼は重要な存在となるかもしれない」と復帰すれば勝利への鍵を握ると注目している。
記事ではグレアム・ポッター監督もファーストレグでの復帰を望んでいるとした一方、約3週間後に行われるアウェーでのセカンドレグへの出場が「より現実的だ」とも伝えている。
果たして、カンテの姿がピッチに戻ってくるのはいつになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)