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セビージャが1年半ぶりの敵地勝利 監督は清武のライバル称賛「ボールを持った時、チームは呼吸できる」
清武とポジションを争うライバルが揃ってゴール チームは“内弁慶”の日々から卒業
セビージャの日本代表MF清武弘嗣は、15日の敵地レガネス戦で屈辱のリーグ戦2試合連続のベンチ外となった。試合は清武とポジションを争うイタリア代表MFフランコ・バスケス、元フランス代表MFサミル・ナスリ、パブロ・サラビアという今季新加入のアタッカーがゴール揃い踏みで3-2と勝利。昨年5月以来のアウエー戦での勝利を手にし、今季5勝2分1敗で勝ち点を17に伸ばした。
ロシア・ワールドカップアジア最終予選でチームを離れていた清武は。ますます窮地に立たされている。今季リーグ戦3試合目のベンチ外で、1日の本拠地アラベス戦(2-1)に続く屈辱となった。
そして、ポジション争いを演じるライバルが躍動した。前半25分には右サイドからのクロスにバスケスがヘディングで完璧に合わせて先制弾を決めると、後半13分にはカウンターからナスリが相手GKと1対1になり、一度弾かれたシュートを押し込んで追加点。レガネスの反撃で2−2とされた後半40分、エリア外から右足一閃。強烈なミドルシュートはゴール右隅に突き刺さった。
この決勝弾でセビージャは1年半ぶりに敵地での勝利を手にし、内弁慶の日々からようやく“卒業”した。そして、指揮官は清武のライバルを称賛している。セビージャは公式ツイッターでホルヘ・サンパオリ監督の記者会見を速報。ナスリについて「彼がボールを持った時に、このチームは呼吸ができる」と手放しで褒めている。
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