イブラ、“アルゼンチン代表批判”発言が物議 アグエロが反論「キミの振る舞いも悪い」

セルヒオ・アグエロ氏【写真:ロイター】
セルヒオ・アグエロ氏【写真:ロイター】

W杯優勝後のアルゼンチン選手たちの振る舞いを非難、批判展開にアグエロ氏が反撃

 イタリア1部ACミランに所属するFWズラタン・イブラヒモビッチは、カタール・ワールドカップ(W杯)で優勝したアルゼンチン代表の選手が見せた振る舞いを批判。これにかつて、同国代表のストライカーとして活躍したセルヒオ・アグエロ氏が反論した。英紙「メトロ」が報じている。

 イブラヒモビッチは、FCバルセロナ時代のチームメイトでキャリア初のW杯制覇を果たしたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを「歴史上で最高の選手」と称賛。一方で、優勝後のアルゼンチン代表選手たちが見せた振る舞いを快く思っていなかった。

 ベテランFWは「ほかのアルゼンチン代表選手が心配だ。なぜなら彼らはこの先、何も勝ち取れない。メッシはすべてを勝ち取り、人々の記憶に残る。だが、残りの選手たちの振る舞いは悪く、リスペクトできない」と、批判を展開した。

 国際サッカー連盟(FIFA)は、反スポーツ的な振る舞いがあったとして、アルゼンチン代表の調査に乗り出している。表彰式で卑猥なパフォーマンスを見せたGKエミリアーノ・マルティネスやフランス代表FWキリアン・ムバッペに対する発言は、世界的にも問題視されている。

 これに対してアグエロ氏は、「キミの振る舞いも悪いことを覚えておこう。間違っていないよね? 私はユナイテッドと対戦した時のことを覚えている。私はベンチにいた。あなたは挑発してきて、さまざまなことを言い返してきた。アルゼンチンの心配をする前に、あなたはあなた自身の国(スウェーデン)、あなたの選手たち、前回のW杯の予選さえ突破できなかった者たちを心配するべきだ」と、反撃した。

 さらに「私は、シティとユナイテッドの試合の際に、あなたが(ニコラス・)オタメンディとケンカをしていたことを覚えている。ジョゼップ・グアルディオラとも言い合いをした。だからこそ、彼はバルセロナから放出したかったのだろうと想像がつく。あなたは私のチームメイトたちを侮辱した。そして、私にも同じ扱いをした。なぜなら、あの場にいたからね。私はあなたに打たれた気がする。今度は私があなたを打つ番だ。我々は世界チャンピオンなんだよ、ズラタン」と、SNSを通じて発信した。

 思わぬ対立へと発展したアグエロとイブラヒモビッチの争い。この争いは、この先も続くことになるのだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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