アーセナル冨安がハーランドのゴール阻止…“冷静カバーリング”に反響 「シンプルに止めた」「対応力凄い」

ハーランドとマッチアップする冨安健洋【写真:Getty Images】
ハーランドとマッチアップする冨安健洋【写真:Getty Images】

伝説の“超ロングバイシクル弾”を彷彿シーンで見事な対処を披露

 プレミアリーグで首位を走るアーセナルは現地時間1月27日にFAカップ(杯)4回戦でマンチェスター・シティと対戦し0-1で敗れた。スタメン出場した日本代表DF冨安健洋は前半早々に強烈なシュートを放つなど存在感を放ったなか、シティFWアーリング・ブラウト・ハーランドの“アクロバティックシュート”を防いだシーンに注目が集まっている。

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 右サイドバック(SB)として公式戦3試合ぶりの先発となった冨安は、開始5分にまずは攻撃で見せ場を作る。ブライトンから新加入のFWレアンドロ・トロサールがドリブルで左サイドからペナルティーエリアへ切り込むと、マイナスのパスを中央へ。後ろから走り込んで来た冨安が強烈なシュートを放ち、シティGKシュテファン・オルテガの守るゴールを早速脅かした。

 そして同9分、ハーランドが裏へ抜け出し、飛び出したGKマット・ターナーが対応。スライディングブロックしたボールが高く跳ね上がると、ハーランドは空いたゴールへバイシクルシュートを放つ。

 この一撃は2012年の国際親善試合、スウェーデン代表対イングランド代表戦(4-2)でFWズラタン・イブラヒモビッチが決めた伝説の“超ロングバイシクル弾”を彷彿とさせたが、ゴールに向かっていったボールに対し、すでに察知してカバーに入っていた冨安が難なく防ぎピンチを脱した。

 アーセナルは後半19分の失点で0-1の敗戦となったが、ハーランドのオーバーヘッドのシュートを防いだ冨安にはSNS上でファンから「とても落ち着いていた」「対応力凄い」「スーパートミ」「アクロバティックをシンプルに止めた」と称賛の声が上がった。

 また、英地元メディア「Pain in the Arsenal」は冨安のパフォーマンスについて「グリーリッシュをよく守り、シティのウィンガーに1対1で攻め込まれることはほとんどなかった」と守備での高い評価を与えている。

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