イブラ、W杯制覇アルゼンチン戦士の振る舞いを非難 「この先何も勝てないだろう」
メッシの活躍を評価も、一部選手が見せた優勝後の振る舞いに持論
カタール・ワールドカップ(W杯)で優勝したアルゼンチン代表について、イタリア1部ACミランに所属するスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが、自身の考えを語った。英紙「デイリー・エクスプレス」が報じている。
決勝ではフランス代表と延長戦まで戦い、3-3の末にPK戦で1986年大会以来となるW杯優勝に輝いたアルゼンチン。その中心として活躍を見せたのが、10番のFWリオネル・メッシだった。
スペイン1部FCバルセロナに所属していた2009-10シーズンに共闘したメッシについて、イブラヒモビッチは「メッシは歴史上で最高の選手だと考えられる。彼が勝つと信じていた」とコメント。一方、敗れたフランス代表のFWキリアン・ムバッペについても「何が起こるかと言えば、ムバッペもこの先のW杯を勝つだろう。私は彼については何も心配していない」と話したうえで、こう続けている。
「俺が心配しているのは、ほかのアルゼンチン選手たちだ。彼らはこの先に何も勝てないだろう。メッシは、すべてを勝ち取り、記憶に残るだろう。だが、ほかの選手たちの振る舞いは悪かった。私たちはリスペクトできない。これはトッププロフェッショナルとしての俺の言葉だ。一度は勝てるが、次はないというサインだ。ああした振る舞いをしていては、勝てない」
大会最優秀GKに輝いたGKエミリアーノ・マルティネスは、個人賞を受賞した際に猥褻なパフォーマンスを見せ、その後もアルゼンチンの選手たちはムバッペを嘲笑するなどの行動を見せた。こうした振る舞いをイブラヒモビッチは受け入れることができなかったようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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