内田篤人氏、第2次森保J「一発目に入ってほしい」と見解 奮起に期待するW杯戦士は?

内田篤人が鹿島の後輩2人に期待【写真提供:(C) DAZN】
内田篤人が鹿島の後輩2人に期待【写真提供:(C) DAZN】

セルクル・ブルージュFW上田綺世の技術&実力に注目

 元日本代表DF内田篤人氏が、スポーツチャンネル「DAZN」の番組「Atsuto Uchida’s FOOTBALL TIME」内で、ヨーロッパで活躍する鹿島アントラーズの後輩2人について言及した。

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 1人目は昨年12月12日に、鹿島からポルトガル1部サンタ・クララへ移籍したばかりのMF三竿健斗について。ポルトガルの名門ベンフィカとのリーグ第17節に先発出場した三竿は、後半19分までプレー。ハイライトの映像では、三竿がボールを保持した相手に対して積極的にボールを奪いに行く姿や自陣のゴールラインまで戻って守備に対応するシーンが流れた。

 それを見た内田氏は「深く行っているのは、Jリーグからよく見ている。頑張っているじゃない」「中盤の選手がここまで来てくれると、最終ラインの選手は助かる」と、納得の表情を見せた。さらに「Jリーグで見せていたプレーを、行ってすぐ自分たちのチームでできるのは大事なこと。自分のプレースタイルを周りに分かってもらうためにも、自分の味を出すのはいいことだと思う」と、サンタ・クララに合流して間もないなかで、得意とするプレーを出せていることを評価した。

 さらに、「裏情報によると、ホテルも決まってきたり、家も決まっているけど、水が出なかったり、散々らしい。でも、彼はそういうのも楽しみながらやれるタイプだから、海外向き」「活躍して、納得するまで海外でプレーしてほしい。自分で決めた道なので、後悔することなく、海外で活躍する他の日本人選手に負けないようにしっかりやってください」と、エールを送った。

 また元鹿島戦士では、カタール・ワールドカップ(W杯)の日本代表メンバーにも選ばれていたベルギー1部セルクル・ブルージュのFW上田綺世も、1月21日に行われた第22節のオーステンデ戦でゴールを決め、2-1の勝利に貢献。ニアに走り込んだ味方選手の奥へ走り込み、しっかりとボールを収めてシュートをゴールに流し込んだ。

 内田氏は「味方の手前の選手が動き出した奥で動き出して、ファーストタッチが大きくなりそうで難しいが、優しくゴールに流し込んだ。うまい」と唸った。さらにチームの5試合ぶりの勝利に貢献したストライカーに向けて、「W杯が終わって、日本代表はリスタートになると思うが、その一発目には入ってきてほしい選手」と、3月に予定されている第2次森保ジャパンの初戦への招集を期待するとともに、「W杯は、ちょっと彼本来のやりたい動きではなかったと思いますが、チームに帰ってから、活躍している選手が呼ばれると思うから、しっかり頑張りましょう」と、活躍に期待を寄せた。

 そして、最後には「2人とも鹿島出身。この2人が抜けられる鹿島って、なかなかきついと思う。でも、そのなかでもしっかりやってくれると思います」と、古巣への期待も忘れなかった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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