苦境チェルシー、ハフェルツ流出の可能性浮上 CL出場権逸で“退団不可避”と英指摘

カイ・ハフェルツに退団の可能性が【写真:ロイター】
カイ・ハフェルツに退団の可能性が【写真:ロイター】

現在10位と低迷…来季のCL出場を逃した場合、去就問題に発展か

 不振が続くイングランド・プレミアリーグのチェルシーは、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権の獲得が難しい状況になってきている。衛星放送「スカイ・スポーツ」は、ドイツ代表MFカイ・ハフェルツが流出する可能性が高いと報じている。

 チェルシーは一時の降格圏にも近い順位からは持ち直してきているが、現在10位と上位までは差がある。CL出場圏内との差は勝ち点10あり、ほぼハーフシーズンを残すとはいえ楽観視できる状態にはない。

 ハフェルツは2020年夏にドイツ1部ブンデスリーガのレバークーゼンから5年契約で加入しているが、今季終了後に契約は2年になる。そして来季のCL出場を逃した場合、ハフェルツは移籍を希望して次のチームを模索する方針にあるとされた。

 チェルシーは獲得時に8000万ユーロ(約112億円)ほどを費やしているとされるなかで、来夏の流出時にも6000万ポンド(約96億円)の移籍金は確保したい意向とのこと。その条件さえクリアすればハフェルツ放出にはGOサインが出るとされた。

 CL出場権を持つクラブへの移籍という観点では、今季はポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが話題になった。代理人ジョルジュ・メンデス氏と連係して最後の最後まで移籍の可能性を模索する姿勢に批判も集まったが、それだけ選手たちにとってCLのピッチに立てるかどうかは大きなファクターになっていると言えそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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